命名書

3月に生まれた友人の赤ちゃんの
命名書を作りました。
(今8月だよというツッコミはなしで^^;)

最初は買ってきた和紙に描こうと思ったのですが
完成したばかりの自作の手漉き和紙で命名書を作ることに。
とは言っても名前は書家の友人におまかせで
私は名前のまわりを担当。
生まれた時期に咲いていた桜を紙のまわりに描きました。

作品を作るのとはまた違った緊張感!
一枚目を描いて、二枚目はちょっとだけ描き方を変えて。
絵が完成してからしばらくして友人とアトリエで会い、
花の中央に赤ちゃんの名前を書いてもらいました。
「二枚あるから一枚は練習用にしていいよ」って言うと
友人は「練習なんてもったいない」と言って
一枚目は曾おばあちゃんの名前を書いてました。
曾おばあちゃんは「幸」と書いて「みゆき」と読み、
赤ちゃんは「美十」と書いて「みと」って読む。
どちらも素敵な名前^^
書家の友人が緊張するねって言いつつ名前を書くのを
私の方が緊張しながらながめていましたw

ずっと花の中央が空いていて、それがやっと
名前を書くことで完成する。
なんとも言えない達成感と安堵感でした。
最後に友人と私の落款を押し、ほんとの完成!
コロナのおかげでずいぶん完成に
時間がかかったけど完成して一安心。

今は次の紙漉き用のパルプ材を確保するため
牛乳パックや酒パックを友人からもらって
水に浸して製作中。
(前回は書き損じ和紙を使用)


紙パックが


だんだん


パルプ材へとなっていく^^

こんな作品を作りたいなあっていうのは
ぼんやり頭にあって早く描いてみたい。
明日、紙漉き作業をしようと思っています。
紙漉きって前後作業の工程が
長くてそこが実際にやってみて
びっくりしたし、ちょっぴり面倒^^:
その分、
完成した紙はものすごく愛着が湧くんですけどね^^

完成の命名書。
あ、曾おばあちゃんは命名書って言わないかw


赤ちゃんと命名書。
ムッとしたお口もかわいい^^

おまけの写真は久々に行った九大の森。
3回目にして初めて水が溜まった景色を見て感動!

関連記事

  1. 秘境の神楽

  2. 手漉き和紙体験

  3. 角打ちやで個展!

  4. 猫盆栽初日

  5. 盆栽をちょっとだけ知る

  6. 最近

  7. 緑と水のイメージ

  8. ふたつの作品展無事に終了