12月になりました。
まだ紅葉が残っているかもと家族で長府庭園へ。
いい天気だったので青空と赤のコントラストが美しく
何度も「綺麗だねえ」って家族と言い合ってました。
たまたま門司の出光美術館で
仙崖さんの展示があっていることを知って帰りに寄ってみました。
仙崖さんの絵は相変わらずのびのびと楽しい線を描いていて
自然と笑顔になります。
同じ時代に活躍した円山応挙や歌麿、北斎の絵も展示されていました。
今回展示されていなくて
作品説明のために仙崖さんが描かれた竹の絵のコピーがありました。
コピーで多分実物より小さな絵でしたが
その竹の筆致がすばらしく説明の絵なのに見入ってしまいました。
私、説明のパネルに釘つけしている変な人になっていたかと(笑)
その時、思い出しました。
九州国立博物館でも長沢芦雪の描いた竹に感動したことを。
(同じく見入ってました)
水墨画を習うとき初めに描くのは竹で。
だれでも描けるモチーフなんだと思います。
ただ描くだけならだれでも描けるのですが
自分がいいなと思う竹、かっこいい竹を描くのはめちゃめちゃ難しい。
いや、どんなモチーフもうまく描けないんですけどね^^;
教えてもらうまでは簡単だって思っていたのがいざやってみたら
ぜんぜん描けなくて。。
む、難しい!!ってなったんです。
だからひょろっと落書きのような絵の仙崖さんが
たぶんささっと描いてはいるけどすばらしい竹を描いているのをみて
仙崖さん、やっぱすごい!って心の中で感動してました。
そんなこんなで
紅葉と仙崖さんに心をもっていかれた12月1日でした。
あと1ヶ月で今年も終わり。
来年、猫盆栽を展示するお話をちらほらいただき
どんな風にしようか考え中です。
詳細が決まりましたらお知らせします。
今は猫と盆栽と竹の練習に勤しむことにいたします!
12月1日早朝の愛宕神社