百樹分の4
車で1時間かけて
アトリエに行きます。
着いたらまず、観葉植物たちに水をやり、
神棚のサカキの水替えをします。
掃除機をかけて、
コーヒー豆をミルでひき
ゆっくりコーヒーを淹れます。
墨を用意し、和紙をひろげます。
この決まったルーティンが完了すると
絵を描きはじめます。
そういう淡々とした行為を
静かな空間でできることが
私にとって大事な時間であり
好きな時間です。
この頃は週に一度
数時間しかできなくなってしまいました。
だからこそ以前よりも
この時間を愛おしく大事にしたい
という思いが強いです。
人との距離を気にせずに
深呼吸ができる日が早く来ることを
願っています。